食いしばりと頭痛の知られざる関係
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食いしばりと頭痛の知られざる関係
〜あなたの頭痛、その原因は「顎」かもしれません〜
「毎日、頭がズキズキして痛い…」
「薬が手放せないけど、原因がよくわからない」
そんな方へ。
実は、頭痛の原因が“食いしばり”にあることをご存知でしょうか?
◆ 食いしばりとは?
寝ている間や無意識のうちに、奥歯を強く噛み締めてしまう癖のことを「食いしばり」と言います。
ストレスや集中、スマホ・パソコンの長時間使用でも無意識に起きていることが多く、
自覚していない方がほとんどです。
この食いしばり、実は【顎だけでなく頭全体】に大きな負担をかけています。
◆ 食いしばりが頭痛を引き起こすメカニズム
食いしばりが続くと、
顎の筋肉(咬筋や側頭筋)が緊張し、
その緊張は首・後頭部・肩の筋肉にまで波及します。
さらに、頭を支える首の骨「頚椎(C1・C2)」がゆがむことで、
【延髄】や【迷走神経】にまで影響し、
自律神経が乱れ、血流やホルモン分泌にも異常を起こすことがあります。
特にC1の変位は
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脳の後部のうっ血や充血性頭痛
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視力の異常・集中力低下・不眠・耳の違和感
などに関係しているとされています。
◆ こんな症状がある方は要注意!
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朝起きたときからこめかみが痛い
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顎がだるくて開けづらい
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歯科では異常なしと診断された
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集中時に無意識で噛み締めている
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首・肩こりがひどく、頭が重い感じがする
これらはすべて、食いしばり由来の頭痛のサインかもしれません。
◆ 自宅でできる簡単セルフケア + 予防ストレッチ
🔹 1. こめかみマッサージ
指の腹で優しく円を描くようにこめかみをゆるめましょう。
左右30秒ずつ。
🔹 2. ホットタオルを使う
頬〜こめかみを温めることで、顎周りの筋肉がゆるみます。
リラックス効果も高く、就寝前におすすめ。
🔹 3. 「あいうえお」表情体操
口を大きく動かしながら「あ・い・う・え・お」と5回繰り返す。
表情筋の緊張が解けて、自然と噛み締め癖も減ります。
🧘♀️ 4. 食いしばり予防ストレッチ(首と肩をゆるめる)
① 首まわしストレッチ
・頭をゆっくりと左右に傾けて、10秒ずつキープ(無理に引っ張らない)
・その後、首をゆっくり円を描くように1周ずつ回す(左右2周ずつ)
② 肩甲骨はがしストレッチ
・両肩をギューっと上にすくめて3秒キープ
・一気にストンと下ろす(5回繰り返し)
③ 胸鎖乳突筋リリース
・鎖骨の上あたりを軽くさすりながら、顔を左右にゆっくり振る
・筋肉の緊張が和らぎ、顎への引っ張りが減少します
◆ なかなか改善しない方へ
イネイト活性療法で、根本から整える
当院の【イネイト活性療法】では、
食いしばりの原因となる顎〜首〜脳神経のバランスを整えることで、
自然治癒力を高め、全身を“治りやすい状態”へ導きます。
施術は【対面】と【遠隔】の両方に対応。
遠方の方も安心してご相談いただけます。
「原因がわからない頭痛」で悩んでいませんか?
薬に頼る前に、
本当の原因にアプローチしてみませんか?
あなたの「自然に治る力」を呼び起こすお手伝いをいたします。
お気軽にご相談ください。
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※監修:柔道整復師・鍼灸師尾股朝治